●更新日 03/18●
世界初・カードで乞食を丸裸に!
インド・タイをはじめ、アジア諸国を旅していると、薄汚い格好で路上に座り込んだり、失った腕や脚や義足を通行人や観光客にさらけ出して・・・というか見せびらかせて同情を誘い出し金銭を恵んでもらっている、いわゆる乞食という人達が数多く存在しています。
単なる物乞いか、と思いきや、彼等の多くは実は自分勝手に座り込んで自由気ままにやっているフリーではなく、実は巨大な乞食組織に属した一員で、その日稼いだ(恵んでもらった)売り上げを一度は乞食組織本部へ集めて、そこから自分の分け前を分配してもらっているという、いわゆる株式会社乞食の社員みたいなものなのだ。
(※組織ぐるみ乞食事情についてはこの記事を参照)
いかに哀れみを集められるかが商売のポイント。
現に乞食学校という物も存在し、より同情を得やすい服装や演出方法を教えているほどだ。
どれだけ自分が“かわいそうな人”に見えるかが営業利益を大きく左右するからである。
一見、行き倒れ風味の乞食だが、実はかなりピンピンしているのが真の姿。
一例として、タイ・バンコク都心部のマクドナルド店員のバイトが時給27バーツ(約90円)である。
観光地などでは、そんな乞食事情を知らぬ外国人観光客が面白がって20バーツ札、50バーツ札などを面白半分で乞食に恵んであげる事も多く、物乞いながら実はけっこう割の良い仕事だったりするのである。
乞食は、乞食ではなく職業だ!
これはもはやアジアでは常識なのだ。
・・・などという情報を我々が頻繁に発信していたら、「スルーする日本人観光客が増えた」などと顔見知りの乞食業の男性に言われてしまったので、急遽、乞食のイメージアップを迫られる事となった。
乞食をPRして、乞食業界に活気を!!
もっと乞食を身近な存在に!!
う〜ん・・・
どうしよう・・・
そして、
散々悩んだ結果考えついたアイデアがこれである。
乞食トレーディングカードゲーム
とりあえず日本人はトレカが好きだしな。
世界初・乞食トレーディングカードゲーム第1弾【タイ編】
遂に新登場です!!
強さパワー=1時間当たりの集金力(現地通貨:バーツ)です。
強い奴ほど稼ぎ頭の売れっ子乞食。乞食界のトップスターです。
尚、このカードゲームは店頭では売っていないのでプリントしてハサミで切って対戦して下さい。
みんなも、アジアに行ったらLet‘t 献金!!
次は、いよいよ乞食のメッカ、第2弾【インド編】の登場をお楽しみに!
オナン
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