人体から塩をとってみた
汗しょっぱい → 塩分が含まれてるから → たくさんの汗を乾かせば塩がとれる。
人体からとった塩で料理をしてみることにした。
うっしゃー。食材は清潔に。これ常識。
汗をいっぱいかく。それを集めて煮詰める。水分が飛ぶ。塩とれる。
そのために厚着をして走る。
だらぁー!
走る。めっちゃ走る。走って汗いっぱいかく。だらぁー!
疲れた。もうだめ。身体腐ってんねん。
でも汗いっぱいかいた。
うりゃー。Tシャツ絞る。
…ダメだ。ぜんぜんとれない。Tシャツびちゃびちゃだけど全然取れない。
ボクサー。
めまいがする。暖房ガンガン。汗かいた。めっちゃいっぱい汗かいた。
うりゃー。お!出た!
ちょっぴり。
…全然足らない。
サウナ。
サウナ凄い。だらだら汗かく。サウナめっちゃ汗かく。
イメージです。
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延々と繰り返す。
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とれた。コップに一杯くらいとれた。それだけでもびっくりしてる、しっかし…、
なんじゃあこりゃあ?
凄い事実を発見してしまった。汗を大量に集めるとそれは白い。においはほとんど無い。
なめてみた。
ああああああああ。
すっごい。なんだろうこれは?しょっぱいというより、もう人間の味、としか言いようがない。
薄い塩味と洗ってない頭皮みたいな風味が生暖かく包み込むように味覚にいつまでも残り続ける。
はっきりいって凄く不快だ。読んでる人はもっと不快だと思う。ごめんなさいね。
こんなもん料理に使って大丈夫なんだろうかな…?
考えていても仕方がないから、煮た。
くっせ!!!沸騰した瞬間からにおいが洒落にならないことに。
頭皮だよ、洗ってない頭皮のにおいだよ。ひどい。人間汚い。人間なんて嫌い。
水分が完全に蒸発した。
完成。人体塩。やや茶色い。文字通りの「汗の結晶」
自分の体からとった塩。いわば「俺の塩」だ。「俺の塩」、なんか商品の名前みたいだ。
でも汚物だと思うよこれ。
こんなもんで調味した料理は食べたくない。だが試食をしなければ意味が無い。
でも大丈夫だ。凄く身近にこういうものを食べさせるにはうってつけの人間がいる!
そんなわけで探偵ファイル編集長大住有がこれを食らう!!
「人体塩」試食編は明日公開!
ニノマ
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