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拷問テイスティング@江戸時代


学生時代、先生はよく授業の最後に、
「次の授業では××を扱うから、その辺、予習を欠かすと滅びますよ」
と言っていて、しかし忠告にも関わらず私は決して予習をしなかった。
その結果、どうなったかというと当然次の授業はさっぱり理解できず、私は滅びた。

これは未知の体験には先じて下調べ、予行練習をするということが人生において肝要であり、
それを怠る者は地獄の業火に焼かれつらい思いをする、という真理を如実に表している。
初めての性行為の前に避妊具の装着練習を怠った青少年が本番トチって行為も失敗、
彼女に「よくあることよ、元気を出して、クソ野郎」と罵られるのなんかは代表的な例と言える。

恐ろしい。予習は重要なのである。人生は長く、先に何が起こるかわからない。
ということで自分の未体験を出来る限り「予習」しておいて先々の厄災に備えておこうと思う。
そして、未体験はいろいろとあるが、私が真っ先に「予習」しておくべきなのはこれだと思った。

拷 問

…私は探偵ファイルの記者で、探偵ファイルにはスパイ日記があり、スパイといえば拷問だ。
スパイの疑惑をかけられてゲシュタポみたいな連中に拷問にかけられる可能性もゼロではない。
そんな時に拷問の「予習」をしていなかったらすぐに心が折れて、
「うひぃ、痛い、痛いぃぃ、しゃべります、大住さんの貯金残高は37円ですぅ」などと
言ってはいけない真実をべらべら喋ってしまうかもしれない。それは本気でまずい…!
一刻も早く拷問の「予習」をしなくては!早速文献を紐解いて自分に課すべき拷問を探し出した。

公事方御定書四拷問。

慌てて今回の拷問「予習」教材として用意したのは、上記の四つの拷問だ。
笞打ち、石抱き、海老責め、釣責め。江戸時代の拷問である。
なぜ現代に江戸時代の拷問を自分に課すのか?
それはこれらの拷問が公事方御定書によって定められた、いわばオフィシャルな拷問だからだ。
由緒があり、しかも公的。「予習」にはもってこいだろう。

それでは実際に四種類の拷問を受けてみてのレポートを、次のページで!


GO!!



ニノマ

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