アロンアルファでアイプチする

二重（ふたえ）！
それは憧れ。
二重（ふたえ）！
それはトキメキ。

一重（ひとえ）まぶたの人間にとって、二重まぶたは憧れ憧れても決してたどり着けない天の頂。
だが人間（ひと）は時として目指してはならぬものを目指してしまうもの。
天を目指して築かれたバベルの塔は完成することなく崩れ去り、太陽を目指して飛んだイカロスは翼を奪われ落ちて命を失った。
だがしかし、私はあきらめない。

万能接着剤
アロンアルファで二重になるという夢を！！

と、いうわけで今回はザ・一重たる私オオスミが見事二重を手に入れるまでの愛と感動の物語です。
ん？なんで二重にするのに市販のアイプチじゃなくアロンアルファなんだって？
それは、

あったから（そこら辺に）

以上！

実験開始！

ちなみに私オオスミ、素の状態ではガッツリバッツリ一重でございます。

二重要素皆無

はたして本当にアロンアルファで二重になることが可能なのでしょうか？
ふっふっふっ。

ポタッとな
そんなもんやってみればわかる！

て、

目があああぁぁぁぁ
目ぐあああああああああ！！！！！

目が！目がつぶれる！！！！！
な、なんかすげぇ揮発性の物体が目の粘膜に突き刺さって目から汁ががが！！
目に直接入れたわけじゃないのに！！
っていうか熱い！アロンアルファ触れた部分が露骨に熱い！！
なにこれ！だめ！アロンアルファだめ！これ絶対体に悪い！！

続行続行と
ま、続けるんですけどね

こちとらこんなことやって月給もらっとる身分なんだよ！
アロンアルファごときに負けるかボケー！！
と、かように強がってはみたものの、実はアロンアルファをまぶたに塗りつけるという作業上メガネを使用できないため、視力0.03＆超不器用な私オオスミ全然自分の思ったところにアロンアルファを塗ることができません。

しかたないので、新人のあさみにアイプティ作業を頼むことにしたのだが……。

あさみ「動かないでくださーい」
これは？！
想像以上にエロい絵面になってしまいあせる

が、

ひぃぃぃ
実際は痛みと他人に爪楊枝で目ん玉ぐりぐりされてる恐怖でそれどころではない

白目
痛みと恐怖でそれどころではない


あさみ「できました！」

よし、やっと終わった！ありがとサンキュー！
これで、ワシも憧れの二重まぶたに……、

って、

あれ？
ん？

……。
…………。

ちょ！おま！
てめぇ爪楊枝ごと張り付けとるやんけー！！


あさみ「ばれた」

ばれたじゃねぇよハゲ！！

強引に引き剥がし中
いだっ！いだだだだだ

と、まあ最後にちょっと予定外のアクシデントに見舞われつつ、


ばばーん
アロンアルファアイプチの完成でーす！

って、

んー？

ふた…え？
んんー？

あのー、二重っていうかなんていうか……。
これ…ちょっと……微妙じゃね？

え、えーっと、その…、
な、なんというか、本日の結論！


アロンアルファでアイプチは無理！！


地獄の苦しみ味わう割りに全然二重にならん。

※真似して失明しても編集部では責任とりません。リアルでミスると失明の可能性アリ


おまけ


とれねえぇぇ！！



大住