エロ本探検隊!荒川の奥地に古代裸族を見た!
大住 「隊長!我々は遭難したのではないでしょうか!」 多田 「何を言ってるんだ落ち着け!」 大住 「しかしさっきから同じところをぐるぐる回ってるみたいです!」 多田 「大丈夫だ!このまままっすぐ行けばこの茂みを抜けられる!ついてこい!」 みんな「はい!」 ・・・ ・・・ ・・・ 大住 「・・・隊長!」 多田 「・・・分かった認めよう、我々は遭難した」 みんな「・・・」 ・・・ 秘境荒川の手荒い歓迎に、我々の体力は着実に奪われていった。 島 「隊長!人工的に作られた道具のようなものを発見しました!」 多田「なんだと!この場所に普通の人間は入れないはず、これは一体・・・」 オナン「隊長!ここに明らかに踏みならされた道のようなものが!」 多田 「なにっ本当か!よし、その道を辿って行ってみよう!」 あの場所を詳しく調べたい気持ちは確かにあった。しかし今は隊員の身の安全が何より大事だ。 隊員の命を守るのも隊長の務めである。 大住「抜けた!茂みを抜けたぞ!やったあ!」 多田「ああ。しかしここにエロ本は落ちていないようだな。よしみんな、ここで少し休憩にしよう」 ここにエロ本は無かった。しかしあの明らかに人の手が加えられた痕跡は一体何だったのだろう。 伝説のエロ本と関係があるのだろうか。我々は謎を残したまま茂みを後にし、さらに奥地へと向かった。 オナン「隊長!あれは!」 多田 「どうした!あっ!」 多田「間違いない!あれは古代から荒川流域に住む裸族の生き残りだ! 原住民の彼等に聞けば何か掴めるかもしれない!あっちだ、行くぞ!」 下りはスピードが増す。しかし、足にはすでに見えない疲労がたまっていた。 あっ! わぁー! ドサッ! 大住「島ぁー!大丈夫かー!!」 U R L EMBED ・ ・ ・ 島 「うぅ・・・す、すみません大丈夫です・・・少し気が緩んでしまって」 オナン「イテテテッ、巻き添えくってこけちゃったよ」 多田 「いやーしかし怪我が無いみたいで良かったよ。だが緊張感持っていけよ!」 島がこけた。ここでは思わぬところに危険が潜んでいる。 この冒険を続けるかぎり、いつ命を失ってもおかしくない。しかし、立ち止まろうとする者はいない。 ようやく裸族のいた地点へたどり着いた探検隊。しかしそこにはもう彼等の姿はなかった。 多田 「くそー、裸族はどこへ行ってしまったんだ」 島 「隊長!あっ、あれを見てください!」 みんな「あっ!あれは!!」 〜つづく〜 多田 |
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