●更新日 01/20●

アニメの“あのセリフ”を英語で言ってみる


すでに第二期の製作も決定しているアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のアメリカでの発売が決定しました。(英語版の公式サイトはこちら
日本での人気や放映時期が昨年3月だったことを考えると、少し遅めの発売だと思います。
アメリカでは児童ポルノに取られかねない映像は規制が厳しいから・・・という話がありますが、そのせいなのかもしれません。

写真 問題の映像

公式サイトによると、英語でのタイトルは「The melancholy of Haruhi Suzumiya」
Melancholyとは日本語で憂鬱という意味なので、直訳するとそのまんま「涼宮ハルヒの憂鬱」となります。
今回は、そのハルヒの名セリフを英語で言ってみることにしましょう。こういうのもファンの人なら楽しめるのではないでしょうか。
(註・あくまで独断による訳ですので、後に発売されるDVDの訳とは大きく異なる可能性があります。予めご了承ください)


まずはこちらから。
I am uninterested in ordinary human beings. If there are any aliens, time travelers, people from different world or psychics in this class room, come to my place. That’s all.

写真
ただの人間には興味ありません。
この中に、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。

(アニメ第2話「涼宮ハルヒの憂鬱T」より)の英訳です。もはや説明不要ですね。
ハルヒと言えばこのセリフ!という方も多いのではないでしょうか。


続いては、同じく「涼宮ハルヒの憂鬱T」から、文芸部の部室をこれから自分達の部室にすると宣言したハルヒが、「これから放課後この部屋に集合ね!」とキョンに言い放った後に続けて言ったこのセリフ。

写真
来ないと死刑だから!
これはIf you don’t show up, I shoot you dead! が適当かと。
最後のshoot you dead は「お前を銃殺する」という意味です。
ハルヒがセリフを言いながら銃を撃つポーズをしていたので、こう訳してみました。


今度は「涼宮ハルヒの憂鬱V」から。
マジ、デートじゃないのよ!遊んでたら殺すわよ!
くじで、みくるとペアになったキョンに対してハルヒが言ったセリフですね。
This seriously is NOT a date! If you loiter somewhere, I kill you!
Loiterは道草する、ぶらぶらするという意味。
英語ではkillという言葉は直接的すぎるのであまり使われないのですが、この場合は「殺す」とハッキリ言っているのと、ハルヒのセリフだということを考慮して、使ってみました。


最後は「涼宮ハルヒの憂鬱W」のセリフ3連チャンで締めたいと思います。

最初はキョンを閉鎖空間に閉じ込めた時の朝倉涼子の名セリフ
うん、それ無理。だってあたしは本当にあなたに死んで欲しいのだもの
Unfortunately, I can’t. Because I strongly hope your death.
Unfortunatelyで「残念だけど」という意味。


お次はキョンの独白シーンより
マジでくたばる5秒前!
I pop off 5 seconds later!
直訳で「俺、5秒後にポックリ逝っちゃうぜ!」
かなり異訳ですが、、、
pop offは急死するという意味のスラング。


最後はアニメのラストで「ご飯食べないで待ってたのに!」と文句を言ってきたハルヒに対してキョンが返したこのセリフ。
その台詞、幼馴染が照れ隠しで怒ってる感じで頼む
Can you say that again like my childhood friend says in a huff to hide her embarrassment?
in a huff は立腹して、hide〜embarrassmentは〜の照れ隠しにという意味になります。


いかがでしたでしょうか。
他にも「この作品のこのセリフを英訳して欲しい!」というリクエストがありましたら、お気軽にメールください。
その際に第何話の誰のセリフかも併記していただければ助かります。
エヴァとかガンダムあたりはDVDを見ればいいだけの話なんですが、日本語と英語のニュアンスの違いから「え?これが?」なんてのが多くなるかと。まぁ、これは違う機会に。



John Doe


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