●更新日 07/23●

山木のホーリーランド Battle 50(特別記念合宿)


※現在は募集しておりません。


とうとうホーリーランドも50回目を迎え、昨年の開始時から1年を迎えました。
正直、こんなロングランになるとは思いませんでしたが、これも一重に応募してきてくれた皆さんのおかげです!これからも宜しくお願いします!
・・ということで、第50回目はネタに塗れまくった特別合宿編です。
事の始まりは数ヶ月前。ある人が申し込みをされたことから始りました。
その人は、グ○○シー☆☆チームで打撃コーチをしている人でして、「どうでしょう?」みたいな軽いなノリ。
以下、この人をヨーガ柔術さんと呼称します。

写真 そこの一番有名な人

あのG柔術! しかも、そこで打撃コーチ!?


そんな蟻さんが蟷螂に挑んだって勝てるわけないんだから、だったら柔術を教えてください☆という形でメールを返したら、「私の所属しているブラジル人の先生達にも話しは通しておくから、来て下さい。本場のブラジリアンを是非体験して帰ってください」というメールが。

「え?大丈夫なの??」というのも、G柔術は非常に閉鎖的な場所であり、しかもパンクラスとは物凄い仲が悪いという話を聞いたことがあったから。
※パンクラスでレスリングを習っていた子供がG柔術を習いに行ったら、パンクラスお断りって追い返されたという話もあるくらい


探偵ファイルで載せる以上、その辺はバレちゃうわけで。「大丈夫なんですか?」という問い合わせにも、「大丈夫、大丈夫」という返事でした。まぁ、G柔術といっても、色々有るのかな・・という事で、ヨーガ柔術さんのツテを辿って3日の合宿が決定!


行くことにしました! いやー、ブラジリアン柔術って一度触れてみたかったんです。それも、G柔術かぁー。普通では味わえないからなぁ・・・とドキが胸胸しながら行った所・・・


ヨーガ柔術「すいません、G柔術辞めちゃいました」


写真

まるで「すいません、ライター落としちゃいました」と言うような軽い感じで彼は言いました。

山木「え、どうして!?」

ヨーガ柔術「いやー、直前になってブラジル人の先生達が俺はGだから、パンクラスとは練習出来ないって言い始めまして。前もって言っただろ!って言ったら、聞いてないって言い始めて・・キレてしまいました。まぁ、他にも色々あって・・・最後の引き金でしたね」

山木「僕、別にパンクラスに正式に所属してるわけでも、プロでも何でもないですよ?そんな辞める必要・・・」

ヨーガ柔術「ブラジル人にそんなの関係ないんですよ、HAHAHA」

写真
前代未聞。合宿先の団体をコーチが辞めた所から、僕の合宿は始りました。

ヨーガ柔術「とりあえず、こんな感じでやって貰おうかと思っていました」

初日12時過ぎに到着後
(1) チャクリキ式・総合改良タイプトレーニング 2時間 パーソナルトレーニング
(2) プール トレーニング1時間30分(アイシングの意味もあります)
(3) 19:30〜21:30 柔術クラス
(4) 21:30〜 フリー

二日目 スケジュール
(1) クンダリーにヨーガ1時間30分(ヒーリング・ストレッチ)
(2) チャクリキ式・総合改良タイプトレーニング 2時間 パーソナルトレーニング
(3) プールトレーニング1時間30分(アイシングの意味もあります)
(4) 19:30〜21:00 柔術クラス
(5) 21:00〜22:00 キックボクシングクラス


山木「僕、プロでも何でもないのですが・・・(・∀・)」

ヨーガ柔術「いいから、やる!やれば出来る仔なんでしょ!?」






(この初日のチャクリキ式・総合改良タイプトレーニングにて、腕が上がらなくなり、貧血起こしそうになりました。あまりの辛さに映像を撮ることを忘れました。いや、マジで)






ヨーガ柔術「想像以上にへなちょこですね」

山木「だー、、、か・・・ら、、、プロでも、、なんでも、、、ない・・・と、、、」

ヨーガ柔術「うーん、これで全日程持つかなぁ。少し手直ししなければ駄目かな。まぁ、プール行きましょう」

山木「プールで何するんですか・・・?」

ヨーガ柔術「30分ほどノンストップでクロールして貰おうかと。ヒットマッスルが鍛えられます」

山木「・・・」


〜プールにて〜


着替えて、さぁ・・・行こうかな・・というところで、先に行っていたヨーガ柔術さんが血相変えて戻ってきたじゃないですか。

何が有ったんだろう。

ヨーガ柔術「山木さん、練習出来なくなりました!グ○○シーの先生達がいる!見つかったら揉めます!逃げましょう!」


・・え?そんなに駄目なことなの?といまいち事態を飲み込めないまま、着替え出す僕。帰る時にプールの中を見てみると、ガタイの良い褐色のラッシュガード来た外国人が、水の中で泳がずに歩いていました。

山木「アレか。間違えようないですね。でも何で、ラッシュガード着て水の中歩いてるんですか?」

ヨーガ柔術「刺青があるから、ラッシュガード着ないと入れないんです。歩いてるんじゃなくて、膝蹴りしながら進んでるんですよ」


他の一般客がいる中、泳がずに25mのラインを膝蹴りしながら歩くブラジル人・・・。


山木「ちなみに、見つかったらどうなってました?」

ヨーガ柔術「大揉めでしょうね」

山木「そんなに仲悪いんですか?僕、最初はあのバッテンのロゴシャツ着て行こうかと思ってたのですが・・・」

ヨーガ柔術「やらなくて良かったですね。五体満足で帰れませんでしたよ」


そう言う彼の顔は、まったく笑っていませんでした。


ヨーガ柔術「じゃぁ、柔術しに行きましょう」

山木「え、出来なくなったんじゃぁ・・」

ヨーガ柔術「知り合いの所に、事情が有って・・・って話をしたら、快く受け入れてくれる場所がありました。そこ行きましょう」


やった!柔術が出来る!

写真

というわけで、快く練習させてくれたのがバルボーザ柔術という所でした。

岩間朝美選手が代表を努める道場、、知っている人も多いかもしれませんね。

写真

初めて来た柔術着。いつものグラウンドと違って、面白い!

写真

道着があると掴むことが出来るんですね。これが一番の僕が感じた違和感かなぁ。

そう思いながら楽しくなっちゃって、そこでインストラクターをしていた谷選手にスパーをお願いして


写真

最初はポンポン投げられていたのを、何とか投げられまいと踏ん張ってみた結果


写真
肩から落ちた。ブチッていう、嫌な音がした。


山木「おぉぉぅ・・・」

ヨーガ柔術「駄目だよ!投げられるのも勉強なんだから、そんな踏ん張っちゃ!その人、柔道の国体強化指定選手なんだから、踏ん張ったところで・・・って、どうした?」

山木「右肩が動かないっす・・・」


山木、初日目にして靭帯損傷・・・


ちなみに次の日病院に行ったら、「骨膜までやってるね。全治三週間。運動一切禁止。騙し騙しやっていたら、半年くらい痛み続くよ」っていう、耳が腐りそうなセリフを頂きました。


写真 全ての予定が狂った

山木「というわけで、すいません。寝技なんて持っての他らしいです・・・」

ヨーガ柔術「何で、僕まで・・。すいません、また連れてきます。今度はもっと鍛え上げてから連れてきます」


ヨーガ柔術「完全に予定狂っちゃいましたね、どうしましょ?」

山木「足技や、足関節だけならいいんじゃないですか?」

※駄目です

写真

運動禁止。全治3週間と言われた数時間後に、グラウンドでの打撃を練習する図。
蹴ろうとしてきた足をカカトで蹴り返すのかぁ・・。勉強になるなぁ・・・。


写真

ヨーガ柔術「ほらほら、踏みつけられるような間合いにならない!」


あ・・・男二人が、踏み付けしてるだの何だのって、普通はあまり無い激しい練習ですよね。

してる人もいるでしょうが、そんな所に好き好んで入って来ようって人は少ないですよね。


??「ねーねー、君たち。どこから来たの。いや、つい暇だから・・・」


誰だ?スパー中にナンパしてくる人は?って思ったら、そこにいたのは目が何か爛々と輝いていた婆さん。


??「このノートに名前と住所書いてくれないかなぁ。私と知り合っていると、何かと得よぉ

ヨーガ柔術「練習中なんで・・・」

??「まぁまぁ、そう言わず・・・」


この婆さんは一体なんだったのでしょう。まぁ、新興宗教の勧誘とみるのが自然かw
こんな体育館のスパー中の男に声掛けてくるほどなのか。恐ろしい。
結局この後、肩が痛いのも運動している内に消えてきたのでサブミッションをやり初めて、次の日に絶賛肩が上がらなくなりました、、、
馬鹿だなぁ、本当、馬鹿だなぁ、おいら。

ともあれ!

写真

練習をさせて頂いたバルボーザ柔術の皆さん!ありがとうございました!



ヨーガ柔術「また来月も来てね」

山木「HAHAHA」



山木


探偵ファイルのトップへ戻る