●更新日 04/08●

人間を放牧するとこうなる



写真 人間です

昨年末の競馬対決で敗北したため、東京から追い出される形で北海道へ放牧に出された。
先方に話なんか通しておくわけなど無く、自分で放牧先を決めるというもはや馬以下の扱いだ。

写真
いざ、営業活動!

写真 ちっ、バーロー
もちろん門前払い。

やはり、放牧であるのならば、馬になりきらなくてはならない。
そこで、生まれたてのいでたちに。
コレがホントの人馬一体といったところか。


とりあえず乳牛に、
写真 というよりか馬人間

一礼。
写真 末永くごひいきを

しかし、牛なんか興味はねえ。馬はどこだ?

そんなこんなしているうちに、仲間発見。
写真 気温−10℃

よっ兄弟!元気かい。
写真 鼻息が暖房に

もう、無理矢理放牧開始だぜ!
写真 東京から来た馬人間に厩務員爆笑

やはり、アメリカナイズされたボディランゲージが功を奏したのか、もう、すぐにみんなと仲良しさ。
写真 今年デビュー予定の新駒
▲左:ビワハヤヒデの仔(2歳)右:サクラバクシンオーの仔(2歳)中:人の子(29歳)


ほら、この通り。
写真 もうもみくちゃ

ハウッ!

オ、オイそこは舐めたらダメだろ!ビワっ仔!!
バクの仔も、鬣を食うな、鬣を!


よし、それはそうと浮世のストレスも忘れて走ろう!

写真 それ

やあ!
写真
ダアーッ!!
写真 はじける30手前

砂浴びならぬ雪浴び(このあと背中が凍傷寸前に)
写真 ゴロゴロ


日も暮れ、馬っ仔たちが厩舎に帰っていく。
写真


兵どもが夢のあと。
なんとか厩務員に取り入ろうとしている馬人間。
ここぞとばかりに、後片付けを手伝う。
写真

よし、十分リフレッシュ。
いつでもレースに使えるようにパンパンに仕上がった!


ひとつ気になるのは、きっちり放牧で仕上がったとしても、
痴態を晒した馬人間ごときに帰るところなどあるわけがないということだ。



チ馬


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