●更新日 03/09●
山木の決死の東南アジア旅行記 1
もともと僕が行くモノでは無かったんです。
あぶない探偵などで体を張るのは大住や後輩に任せ、たまに撮影には出るものの、僕は運営や管理に回る仕事をここ2年ほどやって来ました。そんなスッカリ保守に回った僕に何故、こんな旅行が回ってきたのかというと
本来は園田さんが梅宮さんとアダルト&風俗潜入取材を行なう予定で日程を組んでいたのですが、園田さんが日程の折り合いつかずにキャンセル。せっかく梅宮さんが行くのに、こちらからは誰も行かないのは勿体無い!ということになり・・・
「山木、行ってこい」
「リアルキティが変態ライターと行くんだから、面白いモノになるだろう」
「昔の初期あぶない探偵のノリでやってこい!」
こんな温かな業務命令が下り、引継ぎと申し送りに死にそうになりながら東南アジアに旅立つことになったんです。
ちなみに・・・行く前に梅宮さんにどんな場所に行くの?と聞いたところ、
「日本人観光客を対象としていない、かなりアンダーな場所ですよ」との言葉が返ってきました。そして・・・
「あ、ナイフは持ち歩いた方がいいです。心掛けだけじゃどうにもならない時があるんで」
な、なるほど。そして、直前になって僕が泊まる予定だったホテルが潰れたと連絡来ました。
何故ですか?
「あ、先月に観光客がシャワー浴びていたら、感電死したそうなんですよ」
「もともと、水がかかると痺れたんですけど、宿のオーナーは健康にいいから微流を流してるって言ってたんですよね。あはは、ただの老朽化だったようです」
そんな所に泊まる予定だったのか まぁ、普通のホテルに泊まったって面白くないだろうけど・・限度ってモンがあるだろう。
そして、とうとう当日が来ました! 行ってから着くまでに様々なハプニングがあるもの・・・まぁ、それはおいおい書きます。
ちなみに、僕がタイに着いて一番最初に覚えたタイ語は「マイペンライ」という言葉。
○探偵ファイル的、タイ語の使い方 〜こういう時に使おう〜
シチュエーション 一泊200バーツ(日本円にして600円ほど)の安宿にて
Q、 この壁にある、血のような染みは何ですか?
A、 マイペンライ(訳:気にするな・大丈夫だ)(宿屋のスタッフに本当に言われました)
Q、 鍵が壊れているようですが?
A、 マイペンライ(訳:気にするな・大丈夫だ)
(この後、しつこく食い下がったら宿屋のスタッフが手錠を持ってきてくれました)
山木
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