●更新日 10/31●

激動のカイワレ育成日記


1日目
写真 種をまく
直毛なせいか種がうまい具合に髪にからまず難儀する。
開始前にパンチパーマにしておけばよかったと、このあと終了まで後悔するはめになる。

写真 カバー
水分の蒸発を抑える&日光をさえぎる為に黒く塗り潰したシャワーキャップをかぶる。
この時点では余裕の表情だ。
これ以降30分〜1時間毎に一回、こまめに水を吹き付ける。

写真
夜、すでに根が出始める。
成長を実感できて非常に感激。しかし、これから感激などできない状況になる。
というのも、水漏れ対策のシャンプーハットをかぶっている以上横になって寝ることが不可能であるから、必然的に学校の授業中の居眠りスタイルでしか眠れないのである。おまけに1時間に最低1回は水をやらないと体温で髪が乾いてしまうため、細切れの睡眠しかとれないのだ。非常に体力を削ぐ企画だと今更ながらに気づく。

2日目
寝不足なれど基本的に順調。ひたすら水をやる。

写真 植林
しかし、やはり直毛なのが災いして種がこぼれ落ちる。
しかたないのでこぼれた分は拾いなおして植えなおすことに。

写真 タオル
あと、この時点でシャンプーハットがそれほど役に立たないことが判明。
もみ毛と後ろ毛の部分から大量に水漏れ。常にタオルを首に巻いて生活することに決定。湿ったタオルが肌に張り付いて不愉快である。
あと、シャンプーハットが常に頭を締め付けているせいか、頭痛と吐き気がする。
あれ?全然順調じゃないじゃん。

そして夜は相変わらず細切れ睡眠。

3日目
無理な姿勢で寝ているせいか、疲れが全然取れない。
幼カイワレがシャワーキャップに張り付いて根付かないため、使用しないことにした。おかげで15〜20分おきに水をやらないといけない羽目に。めんどくさい。

写真 娯楽
隙をみて立ち読みとかいく。
っていうか特に書かなかったが1日目も2日目も外に飲みにいっている。みんな意外に気にしないもんだ。

写真 植林直後
結構育ってきた。嬉しい。
こぼれ落ちたカイワレがシャンプーハットの境目のところに溜まるので拾い上げては植林。ちょっとした衝撃で落ちてしまうので、極力頭を動かさない生活。非常に肩がこる。
シャンプーハットの締め付けはますますキツクなっているような気がする。顔全体がむくんできた。やばいかも。

夜。そろそろお風呂に入りたい。しかし、シャンプーハットのためにシャツを脱ぐことすらできない。

4日目
写真 恒例の植林作業中
ぐいぐい育ってきました。
でも相変わらず油断すると落ちる。本気でパンチにすればよかったと後悔。
昼間びっくりするぐらいカイワレが成長。取材にでてた人間が帰ってくると「あ!成長している!」と思わず声にだすくらいだ。なお、それに反比例するかのようにオオスミ本人の体調は悪化。人生ってままならない。

そして睡眠時間

写真 頬ひじつく
いいかげん横になって眠りたい。
シャワーキャップ未使用につき昨夜より、夜間でも20分〜30分おきに水をやるはめに。正直寝た気はしない。カイワレが今日猛烈に成長したことだけが心の支えだ。

5日目
体力的限界。
睡眠不足とシャンプーハットの締め付け、常に頭が濡れているといったあらゆる要素のため、急激に体調が悪化。ここ数日通常業務がほとんどこなせず、そこそこカイワレも育っていたため当初7日間だった予定を切り上げ本日で中止。一枚目のページのカイワレ頭を撮影してこの企画の終了とする。
根性なしという人もいるだろう。
しかし、


写真 演技抜き

この疲れきった顔に免じて許してもらないだろうか。

決して寝起きではない。シャンプーハットで5日間頭を締め続けていたのが悪かったのか、明らかにまぶたが腫れ上がり通常の半分程度しか目が開かない状態に。画像ではわかりずらいが、寝不足によるクマも相当ひどく、さらにいうなら常に濡れ続けていたせいか、熱もでてき ている。これ以上続けると本気で病院送り状態です。
たかがカイワレ育てるだけで、ここまで消耗するとはまったくの予定外。冗談抜きにカイワレ、私の生命力吸い取って育ってます。これを大量生産するカイワレ農家すげぇ!
みなさん、これからはカイワレ食べるときはカイワレ農家の命を食べてるものと思って感謝して食べましょう。

いやいや、それにしても、


エコロジーって大変ですね。



おまけ

写真
僕の命を召し上がれ☆


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オオスミ


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