●更新日 06/12●
若人よ、今こそ個性を捨てよ!!
近年、没個性=悪的な考えが強く、老いも若きも男も女も個性的であることに必死になっている。
だがしかし!個性的であることは必要なのか?無駄に自己主張の激しい人間よりも、周りの人に合わせられる、そんな没個性の人間こそ、今の社会では必要としているのではないだろうか。
そう、だって人間は群れで生きる生物なんだから……。
そんなわけで、通常時からメガネ、黒髪、スーツという、かなりの没個性ッぷりをさらしてる私(オオスミ)ではあるが、今回の撮影にあたり、より没個性的なスタイルで人の中に溶け込むことと相成った。
そう、メガネなんていかにもな小道具は不要であり、サラリーマンを意識した7:3分けなんていらないし、服なんかで個性を主張するなんてもっての他だ。
それらを踏まえて、スタイルチェーンジ!
これが究極の、
顔もない
没個性だ!
個人が個人である為の最大の特徴「顔」すら排除した理想の没個性スタイル。
ああ、このスタイルだと感じることができる。
今まで肩肘張って生きていたのが嘘のような、
安らぐ…
開・放・感
あらゆるものを捨て去った(あらゆる意味でな)この心の軽さよ。
オレは今究極の没個性なんだ。ラブ&ピース。
あふぅ、没個性イイ……。
そうだ……、原宿に行こう……。あの、若者が個性を主張する為だけに存在するかのような原宿は竹下通りにいって、没個性の素晴らしさをみんなにアピールしよう。そう、オレは平和の使者、没個性マン。
無駄な個性にまみれた若者よ!
今こそ没個性の素晴らしさをみよ!
没個性マン竹下通りに颯爽と登場!
疾く
颯爽と疾走
目にもとまらぬこの速さ。
って、見せなきゃ意味ないよ!ってわけで、没個性の啓蒙の為、のんべんだらりん歩いてみたり。
羨望の眼差し
通行人も皆オレを見ている。
きっとうらやましいんだろう。君らも個性を捨てるがいいよ。
その時広がる素敵な世界(ハッピーワールド)においでよ。
さらに、普段なら無視されるボブ(仮称)にもにこやかに声をかけられる。
ボブとオレ
よう兄弟!機嫌はどうだい?
決して全身黒色だから声をかけてきたわけでなく、没個性なオレが醸し出すリベラルな雰囲気に思わず声をかけたに違いない。
ワールドワイドだ没個性マン!!
ああ、世界をつなげる没個性マン。
さあ、みんな、今こそ個性を捨てるんだ。
サーチ&デストローイ!!(探し出してぶっ殺せ!!)
次回、「没個性マンと警察」をお楽しみに!!
おまけ
ありがとう
通りすがりのおばあさんにチャック上げてもらったよ
探偵ファイル
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