オオスミ三昧3
◆ポストオオスミ郵便受付


前回の最後で読者からの郵便物を受け取る為、渋谷の街角でポストになることを宣言した。


約束の午後一時。


愛、地球博まで411日
JR渋谷駅前に佇むポストの影一つ

日曜日の渋谷は活気にあふれている。
天気も上々。


どこの宗教だ
隣ではイラク派兵に反対の人が太鼓をたたいている

なんて平和な日曜の風景だろう。

ぼんやりそんなことを考えながら突っ立ていると、サイトを見た投函者が続々と自らのメッセージをしたためた手紙を持ってきた。



ポストオオスミを信頼して手紙を投函してくれる彼ら。


そんな彼らに混じって


中の人は外人です
外人が対抗してバケツかぶったり


何故か外人ウケがいい
調子乗ってシャツかぶせてきたりしたけども


ポストに投函されるのは一人一人の想いがこもったメッセージ、どれ一つおろそかにはできない


とくに、


オレを信じてるの?!

願書とかな


これからの人生決めるようなモノを預けていただけるなんて感謝の極み。
っていうか、いいの?
俺を信じて?



邪魔してゴメン
おばあちゃんに素無視で地図を見られるようなポストだよ?



?!
事情も分からないくせに近寄ってきた女子高生



逃げろ逃げろ
追い回すようなポストだよ?



近づくな!
蹴るしな


まあ、信頼されてしまったものは仕方ない。



帰り際、ちゃんと普通のポストにぶちこんでおきましたよ!


でも、一つだけグッとくる郵便物があったので、次はそれをポストオオスミが宅配する様をお届けします。


では次回、



「遠距離恋愛!彼氏に届けこのマフラー(想い)!」


でお会いしましょう。



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