ザ・山木 Ver.4
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◆ある男の呟き |
山木です。 ここ最近、アタマが痛くなる事が多いです。風邪なのかな? 数日前、新人の女性が入りました。 ほんわかしていて、のんびりしていて、明るくて、少し鈍そうで、アニメ声で、巨乳で、童顔で、、、まるでアニメの中の住人のよう。 出身地はひなた荘なんじゃないかとすら思います。もしくは、エイケン部とか。 「えぇ〜、そうなんですかぁ〜?」と、語尾に「かぁ〜」と付けるなど、べたべたなオラオララッシュを初日から 編集部に叩き込んでくれる様は、まるで「局地的災害認定者」 僕の中では、エリス・ザ・スタンピート(暴走)と呼ばせて頂きます。 話がズレました。そんな事はどうだっていいんです。編集部に女性が入ってくるのは、素晴らしいことです。 ただね、 事務所で公然と一方通行的オフィスラブが行われるのは、どうかと思うわけですよ
あっ、この方はパインさんなんでしたっけ? どちらでもいいですが、事務所がパイナップル・・・じゃなくて、栗の花の臭いがするのは、僕の健康上の観点からも止めて頂きたく思うのですが、、、 大住 「どうしました、死んだ鯖のような目をして。」 山木 「風邪です・・・」 大住 「病弱やねー。どんな感じなん?」 山木 「いや・・・最近のキムさんの行動を見ていると、体調が悪くなるんですよ・・。 アタマや胃や胸が痛くなって、眩暈がして、不整脈が起きて、虚脱感に襲われるというか・・・。 この症状は、風邪に違いないと思うんです。てか、風邪です。風邪に決まってるです。」 大住 「随分、お疲れのようやね。でも、それは風邪じゃなくて恋ですよ。」 山木 「恋!? これまた、新説ですね・・・」
大住 「辛い恋をしてると、胃が痛くなるもんです。大丈夫です、時が癒してくれます。」 山木 「なるほど、時が 大住 「そやそや。」 キム 「やっぱさ、入ったばかりで編集部に慣れてないだろうし、コミニケーションが必要だと思うんだ。どうでしょ、お酒でも飲みながら。道玄坂に良い店を知ってるんだ。」 えりす 「えぇ!? 皆さん、一緒ですかぁ?」 キム 「いや、僕に任せてくれたまえよ」
山木 「・・・。」 大住 「今、上司の権限チラつかせて外に連れ出して行きましたね。 パワーハラスメントと言う言葉を知ってんでしょうか?」 山木 「見なかった! 何も見なかった!!」 大住 「駄目ですよ、責任者は責任を取る為にいるんですから」 あぅ あぅ あぅ あぅ 大住 「辞められても面倒なんで、今の内に何とかしといたほうが・・・」
ゴワーン、ごわーん・・・・・鐘の鳴る音が聞こえるよ、パトラッシュ・・・・・ ・・・・・いや、教会に絵を見に行っている場合ではない。 このままでは、ただのエロ親父と化したキムパインが暴走してしまうだけです! 今、僕の頭の中にはセクハラ、訴訟、サイト閉鎖、大祭りなどの嫌な単語が気にしたくなくてもアタマから離れてくれません。 ここで何とかしなくては、探偵ファイル存亡の危機!! さぁ、どうする俺! どうしたらいい!!
いや、いくら申年だからと行っても、それでは何の解決にもならないだろう。 銃弾飛び交う戦場で、「NO、GUN!」とやるくらい問題解決には程遠い。 ならば、 ならば! ならば!! 大住 「それが吉かもしれませんね。」 ゲームオーバーになるのは、誰なのでしょうか、、、 ( 探偵ファイル )
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