哀・戦士 KIM
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◆キム全国デビュー!? |
ある晴れた昼下がりの事でした。事務所で黙々と記事を書いている私、キムの下に1本の電話が入りました。 山木「キムさん、いつも僕ばっかりテレビに出てて、ずるいって言ってましたよね?どうですか?全国紙の取材を受けているんですけど、キムさんも出ます?」 キム「行きます!!」 何も考えずに、即決した地味系27歳独身男性キム。これがあんな事になるなんて…。 目的地に向かう途中、私の心は春のように輝いていました。 キム「ついに俺も全国紙デビューか!うう…やったぜ!これで俺もスター(?)の仲間入りか…。固定ファンなんかついちゃったらどうしよう〜 (〃▽〃)」 心だけは常春のようです。しかし… キム「それにしても集合場所が何故…公園?寒いじゃないか。なんの取材なんだろ?」 そう言いつつ、目的地である某公園に到着。山木氏と今回取材をなさるS本さん、カメラマンさんが私を…待ち構えていた。 山木「んじゃ、キムさん、とっとと脱いで下さい」 キム「はぁ!?Σ(´ロ`;)」 挨拶もそこそこに、訳も解らずに脱がされるキム(脱ぐ自分も自分だが) S本「もっと変態っぽいのがいいですね」 山木「じゃあ、パンツ一丁に靴下だけで、サングラスをしている変態ってイメージで」 キム「はぁ!?Σ(´ロ`;)」 為されるがままに、イメージに忠実なコスチュームが完成。 100%変態 …また裸です(TдT) 裸率高いなぁ…(TдT) “変態っぽくポーズを取ってくれ”と言うリクエストにも応えております。嗚呼、ノリ易い自分が憎い。 キム「…ところで取材はな…ズギャ!!?」 突然の噴射! キム「何を…(液体じわじわ)」 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーっ!!! 超・激痛! 〜 解説しよう 〜 実はこの取材は、『スパイグッズ』の紹介モノだったのです。その1つに、「ペッパーフォーム」と言う、USA製痴漢撃退催涙スプレーがあったのですが、それを検証する人が居なかったそうなのです。そこで、 丁度いいから、キムを呼ぼう → 折角だから変態の格好をさせよう → リアルさを出す為に、何をやるか知らせないでおこう → 実行 →終了(チ〜ン) 以上。 リアルさを出す為だけに、不意打ちで催涙スプレーを掛ける編集長山木 キム号泣 鼻水まで出して大泣きです。効果絶大です。山木編集長大笑いです。…いつか刺してやる。 ええ、実際に受けた者ですから、効き目はよーく解りましたよ。 ええ、ええ、これを目に食らえば、どんな屈強なレイパーだって、たちどころに萎えます。1年ぶりに見た女だったとしても性欲を失います。つーか、それどころじゃありませんから。 結局、不意打ちをたっぷり食らった為に、15分くらい目が開きませんでした。すげえぜUSA、痴漢に容赦無いぜ! それでも、 S本「いやあ〜、良い絵が撮れました!これで記事が書けます」 の言葉に、 キム「いててててて(えへへへ、変な取材だったけどこれで全国!)てててて…」 と苦しみながらも、喜ぶ私。嗚呼、悲しき男よキム。 さて、ここまで引っ張りましたが、この全国デビューした雑誌は何かと言うと… 週刊プレイボーイ(bT1 平成15年12月16日発行号) 大手の有名雑誌です。 尚且つ、紹介ページは… 見開き2ページ! 山木さん、にっこりと爽やかスマイルをかましてくれています。(自分は爽やか系かよ!) …ところで、私の記事はドコデスカ? …有りました。よーく見なければ解りません。みんなは解ったかニャ? ここです。ほんのちょびっとです。 尚且つ、 こんな写真です。 俺のデビューこんなん!?\(T▽T)/ 嗚呼、最近腰を壊して大変な母さん、結婚して新婚の上の妹、部活で入賞した下の妹よ。 お兄ちゃんは東京で、元気にやっているよ…。 ( 探偵ファイル・キム )
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