Japass.YUZAWA Vol.3
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◆針供養 |
まがりなりにもライターという生業をしている以上どうしても付きまとってくる職業病なる存在があります。「腰痛」・「肩こり」です。 元々机に向う事自体が嫌いだっただけに、この仕事を始めて以来その症状は悪化の一途を辿っており、日々この悩みに頭を抱えておりました。 そんなある日の夕暮れ、 ???:アイヤ〜オ兄サン体悪イネ、私ニマカセルヨロシ
オオスミ:ハイ〜、私謎ノ中国人「オオスミ」言イマス。 自分で「謎の」という辺り相当怪しい。 そう言うと中国人は、どうみても医療に関係ある様には見えないシロモノを取り出した。 オオスミ:コレ中国4000年歴史ノ極意「針治療」アル、一度刺セバ病気全テ治ル、コレ本当! YUZAWA:いや、あんたが手に持ってるのどうみても被服に使う「まち針」だから・・・ オオスミ:細カイ事気ニスル、コレ日本人ノ悪イ癖ネ と、この中国人に促されるままについてはきたものの・・・ 気が付けば、何故僕は体中をロープで縛られ身動きひとつ取れない状況なのでしょう? そして先程より変人さんは何故に針を炎で炙っていらっしゃるのか・・・
僕には何も判りません・・・むしろここまで来ると知りたくありません!
オオスミ:手元狂ウヨ、黙ルヨロシネ ブスッ! !!!!!!
YUZAWA:オイ!今めちゃくちゃ日本語喋っただろ!つーか顔まで変わってたぞ! オオスミ:アイヤー、動ク危険、ヨクナイヨ! YUZAWA:そもそもケツは肩こりも腰痛も関係ねーだろ!! オオスミ:私ウルサイ人キライネ、サービスデ40本刺シテアゲルヨ ぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶす
大住:ん・・くたばったか?
( 探偵ファイル )
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