あぶない探偵・特別編
◆「慰霊の森」心霊ツアー(前編)


梅雨もようやく明け、暑い日が続く毎日をいかがお過ごしでしょうか?キムです。今回は、いつも私達がお送りしている「探偵達の心霊事件簿」の番外編にあたる心霊ツアーのレポートをしたいと思います。100名を超すご応募真に有難う御座いました。この場をお借りしてお礼申し上げます。落選された方も気落ちしないで下さいね!ツアー参加者は探偵ファイルからは、山木・キム・yuzawa・大住、そして、「男達では心配だ」と来てくれた芸能探偵の西原おねいさん、現役探偵で今回運転手をして下さったデュークさんの6名。そこに参加される読者、男性7名・女性11名を加えた総勢24名の大企画となりました。え?女性の人数が多いって?いや、人数は男女公平に分けたのですが、当日キャンセルされる方がいらっしゃったのでこのようになっただけです。本当ですよ。本当だってば!

大住「この精子が!」

えっと…コホン。お話を続けます。
今回のツアーコンダクター(単なる幹事)となった私が渋谷はハチ公前で東京参加組の皆さんをお待ちしておりました。

写真1

朝が早いとは言え、渋谷は人が多い街。この時間にも沢山の方がジロジロ遠慮なく好奇の目を向けて下さりました。う…恥ずかしい。そうこうする内に参加者の方々が、
「あ、キムだ」「あ、居た」
と集まって参りました。なんでも、
「キムさん金髪だから一発で解りましたよ〜。スーツで金髪で、すっごく目立ってたし〜(w」
との事。本人は止めたい金髪ですが、目印としては役に立ったようです。逆を返せば、目立つから悪い事が一切出来ないのですけどね。

山木「悪い事って何ですかねぇ〜?(ニヤニヤ」

コホン!先に進めます! ←ややヤケクソ

写真2 写真3
    ▲出発前の女性陣             ▲同じく男性陣

こうして渋谷を出発し、岩手は盛岡への長い旅が始まりました。スタッフも読者さんの間に入り、質問や裏話などに花を咲かせておりました。ビールやおつまみも用意させて頂いたので、まるで大学のサークルか社員旅行の様です。まだ真っ昼間だというのに、バスの中は大賑わい。心霊ツアーって事を忘れないで下さいね(^^;
そんな中、普段と全く変わらない男が1人。


写真4
▲女性参加者に囲まれい〜い感じに出来上がっている大住


大住「もっと酒持ってこーい!!」

前の晩から24時間体制で待機していた私の隣で、「明日は早いので、今日は早めに飲んどきます」と20時くらいから酒をかっ食らっていた豪の者です。バスの中でテンションは最高潮!

女性A「大住、死ね!」
女性B「大住、ウザイ!」
男性A「大住さん、うるさいです」
男性B「静かにしろよ」
大住「お前らが死ね!ボケが!」

と、サイトのスタッフと読者の会話としては有り得ない状況となっております。うう…しつこいようだけど、心霊ツアーという事を忘れないでくれ(泣)。キムの頭痛は止まりません。(※大住くんの言っている事は(たぶん)冗談ですので本気にせぬよう…)
6時間という行程があっという間に過ぎ、私達は盛岡に到着。盛岡でキムのつめの甘さが出てしまいましたが、盛岡参加組とも無事合流。全員揃った所で、記念撮影をしました。

写真5
   ▲西原撮影。本当に大所帯ですね。

ここで参加者の皆さんに今回の目的地を伝えました。

キム「今回の目的地を発表致します。これから我々の行く場所は…『慰霊の森』です!」

慰霊の森

昭和46年7月30日午後2時5分頃、盛岡市にある静かな山中に全日空機58便727型機が墜落した。原因は自衛隊のジェット戦闘機との空中接触。墜落によって命を失われた方が162名に及ぶ、前代未聞の大事故だった。その山中で散華した尊い162名の霊を沈める為に慰霊碑が置かれた場所である。しかし、未だに現世に悔いを残す方が大勢居るのか?慰霊の森での霊の目撃例は枚挙に遑が無く、東北地方での有数の心霊スポットとして名高い。今回、我々はこの地に挑戦する。

盛岡での参加者は流石に予想していたらしく、「やっぱり…」と呟くと同時に青ざめていました。
さて、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、まだまだお天道様は真上です。そこで心霊ツアー前半の部として、まず下見も兼ねて、現地に赴く事となりました。

山木「気分はハイキング♪」

…えー、しつこいようですが(以下略)

写真6
▲鬱蒼と生い茂る森の中を進む私達。先頭は山木さん


そこで我々は信じられない光景を目にした!(某番組風)


写真7

 マムシ(マジで)

本当に森に居ましたよ。実は私、イナカ生まれで、小さい頃など田んぼの脇でマムシを尻尾から捕まえて、ブンブン振り回していたような悪ガキだったので、マムシ程度では驚く事は無かったのですが、参加者の皆さまに何かあったら一大事です。マムシさんには森の奥に退散して頂きました(具体的にはぶん投げた)。
※慰霊の森にはマムシが居ます。この記事を読んで行ってみようと思った方は、細心の注意を働かせますよう。
こんなちょっとしたハプニングもありましたが、慰霊の森の入り口に到着致しました。ここで私たちは、「山木」・「キム」・「yuzawa」・「大住」の4つの班に分かれて順番に登る事になりました。
▼それぞれの班がどのような行動をしたか?気になった方はこちら!▼
クリックすると各班のレポに飛びます
● 山木班 ●
● yuzawa班 ●
● 大住班 ●
● キム班 ●

こうして終えた前半(昼間)の部。夜の帳は落ち、いよいよ心霊ツアーの本番です!

後編へ続く




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