ザ・山木 Ver.3
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◆世界の果てで、車に乗る男 |
カシラー、カシラー、御存知かしらー こんな、ナレーションで始まるアニメが昔、有ったらしいです。 少女革命ウテナとかいう作品らしいですが、全篇宝塚みたいな感じで流れる、なんてゆーか・・・その、耽美的なアニメであったそうな。 なんで冒頭から宝塚とか意味不明な切り出しをするかというと、読者さんから『耽美を表現してください』という、四次元スープレックスなリクエストが有った為、編集部でアタマ悩ませた結果がその作品中で出てきた、↓に辿り着いたわけです。 つまり・・
たんび 1 【▼耽美】
美を最も価値のあるものと考え、美を求め、熱中すること。 Gooの国語辞書より 耽美って何? とか思ってはいけません。 いーんです、編集部のアニオタどもが、ワキャキャ笑いながら、「たんびてきー!」とか叫んでたんですから。 こんな切り出し方をするって事は、そう・・・もちろん 再現をする事になるわけで これを国道とか首都高とかでやれば、キチガイ通り越して僕のアスキーアートやらフラッシュやらが出来たのだとは思いますが、残念ながら僕は少しだけ常識が残っていた為、原っぱでやりました。 だって、落ちた時にアスファルトだとトマトになる予感がしたんですもん。 ただ、この原っぱは、ゴルフ場が併設してあった為、おじちゃん&おばちゃんが僕を見て、携帯電話片手に何やら叫んでいたことだけは記述しておきます。 世界の果てが見たいか? 耽美的? スピードはそんなに出ていませんが、かなり怖いです! 風を切る感覚と、ガタガタくる振動と・・ アニメでは、このボンネットの上でウットリしている変態は「いい振動だろ?」とか言っていましたが、変態の考えることはわかりません・・・・。 そもそも、何でこの「ボンネットの上でウットリしつつ、軽快にドライブ」なんてシチュエーションが生まれたのか? 件のシーンが出てきた25話を2回見直しても解らなかったのですが・・・ ガタン、ガタン!! やべぇ! マジで怖ぇ!! バイクで140キロとかの方が、全然怖くない!! わっわわわ!! 本気で怖いぞ、これぇ〜!! ・・・なんて頑張ってしがみついていると・・ 助手席のアホがブレーキ踏んだおかげで、前に投げ出される もう少しで自分の運転する車に轢かれるという、珍しい人になるとこでした。 結論:耽美の表現は、かくも難しい ( 探偵ファイル・山木 )
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