もっともあぶない探偵 YUZAWA & KIM
ユザワ13(サーティーン)〜日本の安全神話を検証する〜


写真1
国会議事堂
言わずと知れた日本国家の中枢であり、唯一の立法機関


国会議事堂はその国のシンボル要素がある為に、報道機関と並びテロの標的となる可能性が極めて高い建築物であります。実際に2001年の米国同時多発テロでは、ホワイトハウスも標的の候補に挙げられていたそうです。


安全神話崩壊と言われる昨今、


果たして日本の国会議事堂の安全性は如何に?


二月某日、国会中継オンエアの数時間前、厳戒態勢の永田町に一人の男が現れた。


写真2 写真3
デューク東郷 出現?


YUZAWA13「こういうネタは彼の担当ではなかったのか?」

実際アメリカでは、ホワイトハウスに銃を向けたヤンチャ坊主が逮捕されるという事件だって起こっているというのに、まったくこの事務所は・・・


しかしながら流石は日本の中央省庁街、駅を出ればものの数秒で・・・


写真4 写真5
「ちょっとよろしいですか?」


警備員「その背中の物はなんですか?楽器ですか?」

YUZAWA13「電動ガンです。

警備員「そっ・・そうですか・・・」

この場合、「楽器ですか?」などと聞かれて、迂闊にも「ハイ」などと答えると

じゃあ見せて下さい

という最悪のチャートを辿ってしまうので正直に答えるが吉。イッツトゥルー
この人から全てに連絡が回ったのかこの後、警備員の前を通過しても一度たりとて呼び止められる事はなし。(例外なく怪訝な顔をされますが)

「ゴルゴ13風の男が徘徊しておりますが、特に異常無し」とか連絡してたのかな?
そんな妄想を回しつつ正面玄関方面に移動してみるが・・・

流石に、この日はテレビ欄に「国会中継」と書いてあっただけの事はあり・・・


写真6 写真7
超厳戒態勢


最近は「市中引き回し」といい、司法の世話になりそうなネタばかりが、“俺にばかり”回ってくる気がきしてならない・・・。

いつまでも煮えきらずにこの場でウロウロしている方が、近くに唯一路上駐車している「金網窓のバス」で連れていかれちゃいそうだったので・・・心を決めていざ首脳会談!


写真8


最終防衛ライン「どういった御用件でしょう?」
YUZAWA13「そんな事より>>1よ、ちょいと聞いてくれよ。」
最終防衛ライン「どういった御用件でしょう?」
YUZAWA13「この間、吉野家行ったんです。吉野家」

最終防衛ライン「どういった御用件でしょう?」

YUZAWA13「きょ・・今日はこの位にしといたるわ!」


写真9 写真10
暗殺者撤退後、全員集合の話し合い


池野めだかバリの捨て台詞を残し去っていく、ちっちゃなちっちゃな暗殺者。吉本ならセリフを吐いたあと、護衛官も一緒にズッコケて♪ホワンホワンホワワワ〜ンと効果音が入るところですが。
こちらの姿が見えなくなるまで監視の目を緩めずコチラを見張る、最終防衛ライン


彼らがいれば日本は大丈夫だ!


余談ですが、この撮影中に絶えず幻聴が聞こえておりました。
剣士を名乗る身でありながら剣を超粗末に扱い、実家にはまだ普通の探偵業をやっていると嘘をついている24歳独身男性風(遠くからこちらを向けてカメラを構えている亡霊まで見える)の声でゆんゆんと叫びます。

「銃をケースから出して、『人誅の時間だ!』とか叫びながら
                          走れ!!」


なんと常識を知らぬ「幻聴」だろう。本当に探偵か?

(※だから、そういう演説はコイツの担当だろうと小一時間問い詰めたい)


それはさておき、話はさっぱり変わりますが(?)当事務所にはネタをやる前には必ずテンプレートのように「平気なんじゃない?」を繰り返す山木なる先輩がおわします。

彼は自分が当事者になると様々な難癖をつけて回避&スルーを試みますが、他人事ともなれば一切我関せずとばかりに、どんな無茶もこのテンプレート一つでクリアーというヤンチャな大人です。流石一人っ子。 絶対、この間来た斬鉄剣のリクエストをやらせてやる。
(事務所に帰ったら「イヤホンは故障で聞こえませんでした」とでも言い訳しておこう)


さて、事務所に「報酬はスイス銀行の口座にふりこんでくれ」と伝えに戻ってみれば、待っていたのは、マイデスクの上の一冊のマンガと一枚のメモだけ。


写真11
「↑次はコレやってください」


「じゃあ、そういうことだからユザワ君。
                 編集長より(はぁと)」



もう鬼(オーガ)にだってなれますよ、ええ


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