斬鉄剣!!! Ver.2
◆剣豪伝説を復活させよう!

斬鉄剣も復活!したのはいいのですが、「もう斬るものがなくなって、マンネリ化するんじゃないですか?」と思いまして。って、それを会議で言ってしまったのは余計でした。
「それなら歴史上の剣豪がやった逸話を現代に蘇らせよう」というふざけた指令が下ってしまいまうことに・・・。

で、誰の逸話を蘇らせるんですかって聞いたところ...

写真1
宮本武蔵(1584-1645)
我が国で最も有名な剣豪。 二天一流の開祖でもある。 生涯、60回も及ぶ決闘においては、一度も敗れたことは無く、数々の逸話を残す。 中でも有名なのは「五分の見切り」であり、米粒を額につけた状態で斬撃を受け、相手には米粒だけしか斬らせなかったという。

...まさか、「五分の見切り」をやれってんですか?できるわけないでしょうが!!
だいたい、武蔵の逸話だってホントにやったものか分かったものじゃないし。
バガボンドの原作になった吉川英治の「宮本武蔵」は創作の部分がかなり多いって聞いてるし、来年の大河ドラマの「お通」の配役はアレだし...。

と思いつく限りのことを言って抵抗したのですが、民主主義的な結論(数の暴力)には勝てません。気分は国会で「数が多いってずるいですよね〜」とか言ってた社○党の廉価版ヒロスエのような議員のような心境です。(“ざまーみろっ”て思ってませんか?)
タリバン並に必死に抵抗した結果、額につけるのは米粒じゃなくリンゴで勘弁してもらう、ということで落ち着きました。

しかし、「じゃあ斬ってくださいよ」と頼みましたが、事務所の人間は誰も刀を取ろうとはしません。 冷血な探偵の同僚ばかりですが、流石に人を斬るのは気がひけるのか。 僕も「リンゴならば出来るかもしれない」と、剣士としての血が騒ぎ出し、通っている道場まで出かけることにしました。 ここは、道場の師範である桔抄さんに頼み倒しました。 頭にリンゴをつけてその旨を伝えたところ「頭、変になった?」と言われる始末。 正直、変にならなければ探偵ファイルのメンバーなどやってられないかもしれませんね。


写真2 写真3
リンゴを頭に、気合を入れる


という訳で、稽古終了後の誰もいない道場にて・・・男二人が向かい合っています。
まぁ、僕は「修行中ハチマキ」にリンゴなんていう、日本武道をなめた格好ですけど。

「んじゃ、やろっか。」

師範の下段構えに、備えます。
やべ。流石に刀の前に無手で立つのは緊張が。
「見切り」というのは、相手の肩の動きからの推測がほとんどですので、肩が動き出すのをジッと待ちます。
神経がピリピリ来ました。


写真4 写真5
来た!踏み込みと、飛んでくる剣の予想した距離を下がる!

写真6
写真7

一閃と同時に飛び散るリンゴ!と同時に...

写真8
写真9

写真10
リンゴも真っ二つ
写真11
ハチマキに血が...

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額に激痛が走りました。やべぇなぁ、なんて思いながら鉢巻を外すと、血が...。
あぅぅ・・・ギリギリ、ほんの数ミリほど「見切る」のに失敗しましたようです。
「五分の見切り」ならぬ「五分の身斬り」をやってしまいました。
...ってシャレになりませんよ!
リンゴも割れたけど、パックリ僕の額も割れてしまいました。


写真12 写真13
五分の見斬りに成功してしまいました


結論・・・宮本武蔵にはなれませんでした。

しかし、額が痛い。

※危険です、絶対に真似をしないでください!!


( 探偵ファイル・山木 )



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